当社は1957年に設立、その後日本郵船株式会社の資本参加を経て、我が国の経済発展と共に着実に社業を発展させてまいりました。
大阪本社に加えて4つの支店(名古屋、四国、中国、東京)と5つの事務所(日本製鉄名古屋製鉄所、豊橋、神戸、今治市波方、広島)を拠点として、三河湾、伊勢湾、大阪湾、瀬戸内海の主要港に於ける船舶の離着岸援助作業、沿岸曳航作業、危険物積載船の警戒作業、巨大船・危険物積載船の進路警戒などさまざまな事業活動を行っています。
世界的な環境に対する意識の高まりと社会の要請は年々増しています。当社は海難の防止や海洋環境の保全を通じて、海という自然の恵みを舞台に事業を展開する企業としての使命を果たしてまいります。そのために何よりも重要なのが安全です。高品質な船隊を維持するとともに、現場の技術に磨きをかけるため安全教育に力を注いでいます。また、顧客ニーズを適時的確に把握する営業活動は安全運航と並ぶ当社の両輪です。新型コロナウイルス感染症をはじめとするさまざまな事業環境の変化にお客様の声に基づいて適切に対応していきます。
全てのステークホルダーから信頼され選ばれる企業であり続けるため、海陸の社員全員が一丸となって社業に取り組みます。
代表取締役社長小磯 潮
安全マニュアルに基づき、
下記取り組みを行っています。
安全QAパトロールの実施
毎月現場担当者が、チェックリストを
元に各船パトロールを実施。
安全教育の実施
毎月各船に危険予知訓練(KYT)の用紙を配布。
作業状況による危険予知を行い、その対策等について話し合う。
安全会議の開催
年2回、瀬戸内及び名古屋地区にて安全会議を開催。外部より講師を招き、安全に関する講演会も開催。
安全運航強化月間の推進
毎年5月と11月を安全運航強化月間とし、ポスターを作成し、配布。
経験豊富な当社の船長のOBを必要に応じて本船に派遣して、操船技術の伝承と安全指導を行っています。
当社は最新の性能と設備をもつ新造船を建造して船隊を刷新しています。
安全性に優れた船隊で、信頼され選ばれる曳船サービスを提供してまいります。
環境についての取り組み
2021年6月15日に
グリーン経営認証を取得。
この認証制度に基づき、環境保全を目的とした取り組みを行っています。
(※グリーン経営認証制度とは、
公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団が環境保全を目的にした取り組みを行っている
運輸事業者に対する認証制度です。)
SDGs(持続可能な開発目標)とは、
2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際的な目標です。
自然環境への負荷や格差拡大などの課題解決を目指し持続可能な世界を実現するため、
2030年の間に達成すべき17の目標を掲げています。
当社も事業活動を通じ、持続可能な社会の実現に向けて貢献します。
-
一人一人が安心して働くための健康促進と
人材育成の専門教育を実施しています。 -
タグボートで港湾インフラを支え、
減炭素や再生可能エネルギーの
拡大への
貢献も目指しています。 -
地域社会の一員としてさまざまな
ステークホルダーと連携しながら業務を
遂行し、
環境に配慮した事業運営を行います。